第二種電気工事士 筆記試験の傾向と対策
突如、再受験することにしました。
今回は筆記試験からやり直しです。。。
筆記試験は以前も受験しましたが比較的簡単です。
とはいえ全く勉強しないと合格は出来ないないようです。
筆記試験は
・問題数 50問
・合格ライン 60%
・解答方法 マークシート(4択)
・試験時間 2時間(途中退室可)
実技試験と違い試験時間が不足することはありません。
むしろ退出可の時間をのんびりと待つくらいです。
合格ラインが60%かつ4択の試験なので確率的には
すべて同じ記号を選択しても25%は取れるはずです。
ようするに半分の50%を完璧に回答出来れば
あと10%程度はよほど運が悪くなければ合格できます。
しかも過去問から8割以上は同じ問題が出題されます。
私も最初は過去10年間の過去問をやりましたが
途中から同じ問題ばかりだと気づきましたw
また4択と言っても問題文と解答欄をよ~く読むと
2択くらいに選択肢が絞られてくる問題が大半です。
筆記試験は50問すべての問題を勉強すると
ジャンルが広すぎて勉強時間がいくらあっても足りません。
何度か過去問をやってからは自分の得意なジャンルに絞って
学習をしておいた方が効率的に合格に近づきます。
勉強方法
①数年分の過去問をじっくりと問題と解答を『読み』ます。
→コチラの公式サイトに過去問の問題と解答のPDFがあります。
http://www.shiken.or.jp/answer/index_list.php?exam_type=50
(最初はどーせチンプンカンプンなので問題を解くのではなく、読みます。)
→ある程度問題の傾向が理解できると思います。
②後半の配線図の問題を除く、前半の30問だけを数回解きます。
<必須>
→計算問題は勉強すれば必ず点数が取れる問題です。
→写真付きの問題はここで理解しておきます。(点数が稼げます)
特に始めて見る部品や工具はネットで検索して
どのような機能なのかを学習する。
→問い28~30の3問程度は免状や電安法など
法規に関する内容があります。
これは出題パターンが少ないため問題を何度か
やっているうちに覚えます。
→筆記試験の過去問解説は↓のサイトがまとめてあります。
<あきらめる>
→過電流遮断機[B]の先の長さ、許容電流、コンセント数などの問題
リングスリーブの問題は答えを確認する程度で読み飛ばします
③後半の20問は配線図の問題ですが、
実技試験でやる複線図が書けないと難しい内容もあります。
この段階で複線図の書き方を勉強するよりは
確実に点数の稼げる箇所を勉強します。
<必須>
→回路図の図記号を覚える。(ネットやテキストを熟読します)
→写真問題を繰り返し解いて工具や部品の機能を覚える
<あきらめる>
→許容電流や接地抵抗などの数字が出てくる問題は読み飛ばす
→リングスリーブやのプルボックスの問題は読み飛ばす
(複線図を勉強する必要があるため)
これだけで合格ラインは十分に超えます。
<あきらめる>が多い気もしますが、
過去問をやっているうちにこの問題はコノ数字かな?
って何となくわかってきます。
全く分からなくても、マークシートに記入さえしておけば
確率は1/4なので 多少は点数がとれます。
問題数が50問と多いため
多少<あきらめる>問題があっても誤差みたいなもんですw
(ちなみに危険物は問題数が10問なので5問あきらめると、ほぼ不合格ですw)
最後に代々受け継がれている参考書を紹介します。
<筆記試験>
・ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2018年版)
<実技試験>
・ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格(2018年版)~入門講習DVD付~
筆記/実技ともに「すいーっと」を使っています。(年度は古いものですけど)
他の本も読んだことありますが、
簡単にわかりやすく書いてあり電気工事士の試験では定番の本です。
・過去問は公式サイトから問題と解答のPDFがあります。
http://www.shiken.or.jp/answer/index_list.php?exam_type=50
→解説は下記のサイトがオススメです。
余裕があれば過去問も専用の本を買えば解説も載っていますが
webで「平成26年 下期 5問」とか検索すれば解説しているサイトや
Youtubeなどもたくさんあるので、私は買っていません。
電気工事士の試験は実技も含めて、
暗記 < 慣れ
だと思います。
特に筆記は繰り返し過去問を解いているうちに点数が上がっていきます。
何度もやって点数が上がらなくなってきたら
毎回間違えている問題をwebで調べていく方が勉強方法としては効率的です。
逆にテキストを1ページ目から暗記しようとしていると
出題範囲が広すぎるため挫折します。
特に前半の問題は過去問を解いた回数が増えれば増えるほど
点数は上がっていきます。時間がある限り過去問を何周もやりましょう!
最後になりましたが、
私も下期試験を急遽受験することになりました。
申し込み最終日にノリと勢いで申し込んでしまいましたw
秋は他の資格を取らなければいけないので
あまり電気工事士の試験に時間がかけられませんが
やるからには合格目指して頑張ります!